Macに限りませんが、ショートカットを使いこなせるかどうかで作業効率が全然違います。
この記事では、 controlキーのショートカットを解説します。
なお、 本記事ではcontrolキーを「^」で表現します。
テキスト関連
文字入力
- ^ + J = ひらがな変換
- ^ + K = 全角カタカナ変換
- ^ + L = 全角英字変換
- ^ + ; = 半角カタカナ変換
- ^ + : = 半角英字変換
こちらはファンクションキー(F7等)を使用されていた方も多いのではないでしょうか?
お気付きの方もいると思いますが、このショートカットキーを使うことで
ホームポジションを一切崩すことなくカタカナや英字に変換することが可能になるので、文字入力のスピードがかなり早くなるのではないでしょうか?
カーソルの移動
- ^ + P = 上に移動(↑)u"p"
- ^ + N = 下に移動(↓)dow"n"
- ^ + F = 右に移動(→)"f"orward
- ^ + B = 左に移動(←)"b"ack
- ^ + A = 行の先頭に移動
- ^ + E = 行の末尾に移動
こちらは矢印キーを押した時と同じ動作をショートカットキーで行うものです。
利点としては、上述の変換と同じくホームポジションを崩さずに移動が行えることですね。
こちらは少し覚えにくい印象がありますのでそれぞれの意味を私なりに考えてみました。
ショートカットキーはデフォルトの場合、頭文字か末尾の文字になっていることが多いので、なぜこのキーなのかを考えると覚えやすいです。
第2世代のバタフライ構造のキーボードから矢印キーの上下ボタンが押しにくい配置に変更されていますので、
このショートカットはぜひ覚えておいた方が良いと思います。
文字を消す
- ^ + H = カーソルの左側の文字を削除(deleteと同じ)
- ^ + D = カーソルの右側の文字を削除(fn + deleteと同じ)
- ^ + K = カーソルの右から行末尾まで全て削除
- ^ + Y = ^ + Kで消したものをペースト
KとY、そして上述のAを組み合わせると、
Aで行先頭に移動し、Kでその行全体を消し、別の場所でYでペーストすればマウスやトラックパッドを一切触ることなく、行を丸ごと移動させることができます。
USキーボードを使っている場合の
controlキーの配置について
巷ではUSキーボードが流行っていますよね。
これには賛否両論ありますが、
USキーボードを使用されている方は、配置とそのサイズによって、このショートカットキーの恩恵を最大限受けることができません。
なぜなら、JISキーボードであれば、Aの左横に controlキーがあるからです。
なので、大きいくせに滅多に使わないCaps Lockキーを controlキーにしてしまいましょう。
方法は、
システム環境設定 → キーボード → 修飾キー(キーボードタブ内にあります)
ここで変更することができますので試してみてください。
まとめ
今回は controlキーのショートカットについて解説しました。
慣れもあって中々癖が抜けないという方もいると思います。
ただし、変換については、とても便利なのでぜひ使って行きましょう。
これをショートカットキーにすることで、ファンクションキーはほとんど使わなくなることでしょう・・・
Touch Bar付きのMacBook Proを購入された方は分かると思いますが、
ファンクションキーがTouch Barの中に埋め込まれたため、
ファンクションキーを常に使う設定にしてしまうとその恩恵を受けることができません。
ぜひショートカットを使って、効率的に作業をしましょう!