パソコンや携帯、スマートフォンで文字を打つ際に英数字を使うこともありますが、そこで出てくるのが全角と半角です。
なぜ二つに分かれているのか疑問に思ったことはありませんか?
特に全角は端末によってはとても入力しづらく、その必要性があまりないように感じられます。
今回はそんな全角の必要性、存在意義について書いていきます。
そもそも英数字ってなに?
英数字とは、その名のとおり「英語」と「数字」です。
パソコン用語なので最近のタブレット世代?の方はもしかしたら馴染みがないかもしれませんね・・・
windowsのPCだと大抵左上に「半角/全角」と書かれたキーがあると思います。
全角とは
全角とは、日本語入力をした際の一文字の大きさ(横幅)と同じサイズになります。
(漢字やかなと同じサイズ)
種類としては以下のものが存在します。
(機種によって若干差があります)
0123456789
ABCDEFGHIJK
LMNOPQRSTUV
WXYZ
abcdefghijk
lmnopqrstuv
wxyz
利点としては、日本語の途中で英数が
入ってもバランスが崩れることがない
という所ですね。
KONNNICHIHA
半角とは
その名のとおり全角の半分のサイズになります。
0123456789
ABCDEFGHIJK
LMNOPQRSTUV
WXYZ
abcdefghijk
lmnopqrstuv
wxyz
幅が半分になるので全角と同じ長さだと単純に2倍の文字数を書くことが可能です。
ただし、フォントによっては固定幅ではなく文字によって異なるので結構ずれます。
KONNNICHIHA
※Mac等は固定幅になっているので、全角同様綺麗に揃います。
全角を使う場面
正直、全角でないといけない場面は今ではほとんど見かけません。
たまにサイトの登録画面等で全角入力必須のところがありますが、それくらいですね。
しかも利用者目線でサイトを作ってくれているところは半角で入力した後に自動的に全角に変換されるところもあります。
(´・ω・`)
基本的にはあらかじめメモしておいたものをコピペしたりして対応してるんだけど、
たまにコピペできない仕様になってるところがあって、めんどくさくて登録を諦めたことがあるよ
全角自体が悪いわけではないですがこんなことも・・・
エクセルやワード等のデータでたまに全角と半角が入り混じっている書類を見ますが、あれ非常に見にくいですよね!
全角の方が綺麗に見える時もある!
そんな嫌われ者の全角ですが、実は半角よりも全角で入力したほうが綺麗に表示される場面もあったりします。
正直これは人それぞれ基準やこだわりが違うのでどっちでも良いだろと言われればそれまでですが…
簡単なものを紹介するとワード等でページ番号を入力する場合、普通ならフッターの設定画面で入力しますが、
こだわりのある人は手入力で「-1-」の様に入力します。
この時の数字は全角です。
ただし、2桁になると「-10-」←このように半角で入力します。
こうすることで等間隔になり、見た目もきれいですよね!
そういうこだわりで全角と半角を使い分けている人たちもいるというのを知っていただければと思います。
全角の必要性
とは言うものの・・・
やはり英数字はどちらかというと半角の方が見た目も良いし読みやすいですよね!
なぜなら海外で英語入力が基本の国では全て半角だからです。
しかも、全角入力したものだと海外で表示させると文字化けを起こしてまともに表示されません…
グローバル社会と言われている現代ではむしろ英数字の全角入力は封印した方が得策のように思います。
Apple製品も基本的には半角英数字がデフォルトになっています。
全角入力しようと思うと変換候補の中から探さなければいけないので時間が掛かりますよね。
まとめ
今回は全角英数字について書いてみました。
- 全角英数字を入力する場面はほとんどない
- ただし体裁を整える為に敢えて全角を使うこともある
- 海外では全角は基本使えない
全角は敢えて使うとき以外は使用しないのが良いのではないかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!